「外来いきものセンサス〜侵略的外来種全国分布調査〜」では、アライグマ等の日本の広域に分布し、現在も分布が拡大している侵略的外来種を主な対象として、その生息・生育状況を調べます。収集された情報は、生物情報収集提供システムいきものログの機能を活用し、侵略的外来種の分布状況として蓄積していきます。
この調査により、分布拡大状況や侵入初期の地域に関する情報を把握することができます。このような情報は、侵入の早期発見につながり、外来種対策を効果的に実施するためにたいへん役立つものです。外来種対策において、早期防除は非常に重要とされており、防除が容易になるだけでなく、対策に要するコストを低減することなどが可能になります。
写真の提供:一財)自然環境研究センター