地球温暖化や人間活動の影響により、いきものを取り巻く環境も変化しています。「いきものみっけ2017」は、身近ないきものの観察からその変化を知ることを目的とした、市民参加によるいきもの調査です。身のまわりにいる生きもののうち、ニホンアマガエル、オオカマキリといった「身近ないきもの(以前は普通に見られたが、近年減少傾向にあるとみられるいきもの)」、ツマグロヒョウモン、クマゼミといった「北上するいきもの(もともとの分布域から北に分布を広げているいきもの)」、ミシシッピアカミミガメ、オオハンゴンソウといった「外来生物(分布を拡大している外来生物)」の6種を調査対象種としています。みなさんの身近で見られるいきものの最新の生息状況を把握するとともに、身近ないきものの観察を通じて、いきものと周りの環境の変化との関係について理解を深めていただくことを目的として実施するものです。