トップページ > 調査に参加する > 調査詳細 > 対象種詳細 対象種詳細 チョウセンシマリス 分類 ネズミ目 リス科 生きものの特徴 頭胴長は約15cm、尾長は約12cm。クリーム色の体色で背中に5本の黒縞がある。海岸から高山帯までの森林などに生息するが、開けた環境でよくみかける。樹上で活動することもあるが、地上での活動が多い。昼行性で植物の種子、昆虫、陸貝、小鳥の卵や雛などを食べる。地中や樹洞に巣をつくり、繁殖や冬眠する。 分布 ユーラシア大陸北部に分布し、北海道に亜種エゾシマリスが生息する。ペットの大陸産亜種のチョウセンシマリスが逃げ出して、本州・四国・九州の各地で野生化している。 生息環境・見つけられる環境の目安 長野県内では美ヶ原高原周辺の森林や林縁の開けた環境で見かける。 類似種との見分け方 在来種のニホンリスは頭胴長が約20cmで、背中に縞模様がないので区別できる。またシマリスよりも樹上でよく活動する。 影響 在来種の小動物などを捕食して生態系に影響を及ぼす可能性があるが、影響の大きさは不明。北海道では、在来の亜種エゾシマリスと交雑する恐れがある。 対策 かご罠などで捕獲による対策が考えられるが、県内ではまだ実施されていない。 チョウセンシマリス(撮影:中川さん) もどる