トップページ > 調査に参加する > 調査詳細 > 対象種詳細 対象種詳細 ヒメガマ 分類 イネ目 ガマ科 生きものの特徴 水深が浅い水辺に生える大型の多年生草本で、高さ1.5~2mまで成長します。6~8月に20~50cmの花をつけ、秋から冬にかけて穂(ほ)が熟(じゅく)して赤茶色になります。ガマやコガマと似(に)ていますが、め花とお花がくっつかず、茎(くき)が見えていることで、見分けることができます。また、め花が10~20cm、お花が10~30cmで、め花に比べてお花の方が長いこと、葉の幅(はば)が1cm以下と細いことも特徴(とくちょう)です。 分布 全国 見られる場所の目安 川・水路・池・休耕田(きゅうこうでん)・湿地(しっち) 見られる季節の目安 花6~8月、熟した穂9~11月、葉5~11月 なるほどコラム ヒメガマの「ヒメ」は漢字で「姫」と書きます。植物で「姫」がつくと、「小さい」という意味になります。たとえば、ヒメヨモギはヨモギに比べて葉が小さいこと、ヒメスミレはスミレに比べて全体が小さいことから名付けられています。ヒメガマの場合は、ガマに比べて葉が細いことに由来します。 ヒメガマ もどる