トップページ > 調査に参加する > 調査詳細 > 対象種詳細 対象種詳細 アカテガニ 分類 十脚目 ベンケイガニ科 生きものの特徴 〔干潟 指標種〕 成体は甲幅が30 mmくらいになり,甲羅の部分は厚みのある四角形です。体色は灰褐色ですが,背甲の前側が黄色や橙色に彩られ,オスでは名前のとおり赤いはさみ(鉗脚)が特徴的です。 夏の大潮の夜,水辺に集まって集団で産卵(放仔)することが知られています。 分布 広島県内では,沿岸部や島しょ部の各地に分布します。 よく見かけるところ 海岸や川辺の岩場,土手,石垣,湿地などに生息しています。比較的乾燥にも強く,海岸沿いの森林の中や人家付近でみられることもあります。日中は崖のくぼみや倒木の下などに潜んでいて,夜になると活発に活動します。 アカテガニ もどる