トップページ > 調査に参加する > 調査詳細 > 対象種詳細 対象種詳細 クビアカツヤカミキリ 分類 生きものの特徴 ●カミキリムシ科ジャコウカミキリ属 ●学名は、Aromia bungii (アロミア・ブンギ) ●特定外来生物に指定(平成30(2018)年1月) 分布 自然分布は、中国、モンゴル、朝鮮半島、台湾、ベトナム。 形態 ●成虫の体長は25-40mm程度。 ●成虫の前胸背板は明赤色で他は光沢のある黒色。前胸背板の側面に頑丈なとげ状の瘤を一対持つ。 ●触角は黒色で、オスの触角は体長より長く、メスの触角は体長よりも短い。 生態 ●自然分布は、中国、モンゴル、朝鮮半島、台湾、ベトナム。 ●サクラ、ウメ、モモ、スモモ等の主にバラ科の樹木を加害する。 ●幼虫は、樹木の生木(辺材や心材)を摂食し、フラス(フンと木屑が混ざったも)を排出しながら、樹体内で2~3年かけて成長し蛹となる。 ●幼虫の活動期は春から秋にかけてであり、この間にフラスが排出される。 ●蛹は6月中旬から8月上旬に成虫となり、樹体の外に出る。 ●メスの成虫は交尾後、幹や主枝の樹皮の割れ目に産卵する(8~9日後に孵化する)。 1頭あたり1000個近く産むこともある。 ●成虫の寿命は2週間以上。成虫越冬はしない。 国内及び県内への侵入状況 ●国内の最も古い記録は、2011年埼玉県深谷市の成虫の記録。 ●2012年に愛知県、2013年に埼玉県草加市、2015年に群馬県、東京都、大阪府、徳島県、2016年に栃木県で被害が発生。 クビアカツヤカミキリオス成虫 クビアカツヤカミキリ幼虫 もどる