トップページ > 調査に参加する > 調査詳細 > 対象種詳細 対象種詳細 アキアカネ 分類 トンボ目 トンボ科 生きものの特徴 成虫は翅(はね)を開くと5.5~7cm位の大きさ。日本に分布する「赤とんぼ」では最も普通に見られる種のひとつです。体の色は橙色に黒い班があり、若い成虫ではオス、メスにあまり差はありませんが、秋になり成熟するとオスは赤くなります。成虫は、広々とした明るい開放空間を好み、産卵は水深の浅い場所を選んで行います。そのため、平地の水田地域では多くのアキアカネを見る事ができます。 分布 北海道・本州・四国・九州 みつけられる環境の目安 平地~山地の池、沼、水田の周辺 みつけられる季節の目安 初夏~秋 見分けかた 他の赤とんぼと呼ばれるトンボ類と一見良く似ますが、翅や頭の色や、胸の模様の違いによって区別することができます。ナツアカネは、その中でも最もアキアカネと間違えやすい種ですが、胸の模様を見ると、アキアカネは2本ある黒い筋のうち前の筋の先端がとがっているのに対し、ナツアカネでは断ち切れたような形をしています。 撮影のポイント 成虫の胸の横の模様が見えるように撮影してください。トンボが翅を下げてリラックスしているときがシャッターチャンスです。あせらずにゆっくりと近づきましょう。 アキアカネの胸部 前の黒筋はとがっている ナツアカネの胸部 前の黒筋は断ち切れたようになっている もどる