トップページ > 調査に参加する > 調査詳細 > 対象種詳細 対象種詳細 イノシシ 分類 偶蹄目 イノシシ科 生きものの特徴 日本には2亜種が生息し、本州、四国、九州にはニホンイノシシ、奄美大島や沖縄などにはリュウキュウイノシシが分布します。体の大きさは亜種や地域によって異なり、リュウキュウイノシシはニホンイノシシに比べ小型です。雑食性で、植物の種子や根、茎、動物では昆虫、ミミズ、カエルなどを食べます(いずれも調査の対象種です)。 群れをつくりますが、通常オスとメスは別々に行動します。全国各地で農業に対する被害を及ぼしていることから、被害対策が図られています。成熟したオスでは犬歯が牙状に発達しています。メスはオスより小さく、体重にしてオスの6~8割程度です。また、ニホンイノシシはあたまの先からお尻まで110~160㎝、肩までの高さ60~80㎝、リュウキュウイノシシはあたまの先からお尻まで80~110㎝の大きさです。 分布 本州、四国、九州、沖縄 みつけられる環境の目安 山林、平地林、林縁、水田、畑 みつける季節の目安 春・夏・秋・冬 見分けかた 丈夫な円盤状の鼻が特徴です。似ている種はないので、識別は難しくありません。生後4カ月頃までの幼体は、「うりぼう」などとよばれ、保護色となる特徴的な縞模様をしています。 撮影のポイント 全身を側面から写し、犬歯の発達状況や体色を撮影してください。 群れの場合には群れの頭数やそれぞれの体の大きさがわかるように撮影してください。 成獣と若い個体 夜間に人里や畑に出現することがあります もどる