トップページ ＞ 調査に参加する ＞ 調査詳細 ＞ 対象種詳細 対象種詳細 ハクビシン 分類 食肉目 ジャコウネコ科 生きものの特徴 南方系の哺乳類で、中国南東部、台湾、インド、スマトラ、ボルネオ、ジャワなど、東南アジアに広く分布しています。日本では外来種と考えられ、昭和20年代初頭に四国、本州の一部にまばらに分布していたものが徐々に分布域を拡大し、現在では南東北から中部、四国を中心に、ほぼ全国的に生息していると考えられます。 主に平野から低山に生息し、里山的な環境を好み、樹洞や、人家の屋根裏、倉庫などをねぐらとしています。木登りが得意で樹上をよく利用し、果実や種子などの植物、昆虫などを主に食べます。果樹園や畑で農業被害をもたらすことがあります。 大きさは、タヌキより一回り小さく、全長は100cm程度です。あたまからお尻までは61～66㎝、尾の長さ40㎝程度です。 分布 北海道、本州、四国、九州 みつけられる環境の目安 林縁、畑、水田、平地林、山林 みつける季節の目安 春・夏・秋・冬 見分けかた 体の色は灰褐色で顔面と四肢の先は黒色です。顔面の中央の、額から鼻にかけて明瞭な白い線があります。鼻が黒っぽい個体や尾の先が白っぽい個体もみられます。体はタヌキよりもやや小さく、テンやイタチよりも大きいです。体長と同じくらいある長い尾も特徴です。 撮影のポイント 顔面をできるだけ正面から撮影してください。 四肢や尾の毛色がわかるように撮影してください。 頭部には目立つ白い線があります 尾は体長と同じくらい長い もどる