トップページ > 調査に参加する > 調査詳細 > 対象種詳細 対象種詳細 ノスリ 分類 タカ目 タカ科 生きものの特徴 カラスとほぼ同じ大きさの鳥です。体の上面(背中側)は全体的に薄茶色で、下面(お腹側)は白っぽい色をしています。とまったときにはずんぐりして見えます。飛んだときに翼の下面は白っぽく見えますが、翼の先端と翼角の部分にこげ茶色の斑が入るのが特徴です。尾羽には細かい横縞模様があります。 主に北海道や本州中部以北・四国の山地で繁殖しますが、冬になると平地や南の地方に移動して、越冬地では刈り取り後の水田近くにある杭や電柱にとまっているところをよく見かけます。大きさは、オスは全長52cm、メスは全長56cmくらいです。 分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄 みつけられる環境の目安 河原、畑、水田、山林、草原 みつける季節の目安 春・夏・秋・冬(ただし、北海道では夏、奄美・琉球諸島などでは冬) 見分けかた 間違えやすい種にトビがいます。よく見かけるトビと比べると、ノスリの方がひとまわりほど小さいです。また飛んでいるところを下から見ると、トビの方が全体的に茶色が濃く、翼の一部に白い斑が入ります。ノスリの尾羽は広げると円形ですが、トビの尾羽は三角に見えるので見分けることができます。 撮影のポイント 飛んでいるときには、翼の下面のこげ茶色の斑が入るように撮影してください。 とまっているときには、顔と体全体がわかるように撮影してください。 ノスリの尾羽は丸くなっています トビの尾羽は三角形をしています もどる