トップページ > 調査に参加する > 調査詳細 > 対象種詳細 対象種詳細 アカハライモリ 分類 有尾目 イモリ科 生きものの特徴 その名の通り、“赤い腹”をもつ小型の両生類で、池や田んぼの中でよく見かけられます。産卵期は4~7月上旬で、メスは直径2mm程のゼリー質に包まれた卵を水中の落ち葉や水草に1個ずつ産みつけます。繁殖期になると、オスの尾や胴部、頭部の側面は婚姻色と呼ばれる紫がかった色に変わります。 成体はふだん水中で生活しますが、雨の時や夜などには、陸上でも見かけることができます。冬は水辺近くの石の下や落葉の下などで冬眠します。全長7~14cm、メスの方がオスよりも大きくなります。 体の表面には毒があるため、触った後はよく手を洗いましょう。 分布 本州、四国、九州 みつけられる環境の目安 池や沼、水田などの浅い止水 みつける季節の目安 春・夏・秋 見分けかた 背中が黒く、腹面が赤いことが特徴です。地域によって赤さは異なり、黄色がかったオレンジや濃い赤色になる場合もあります。 同じような環境には、イモリと形が似ているサンショウウオがいますが、こちらは腹面が赤くないことや、皮ふの表面がイモリのようにざらざらしていないことなどで見分けられます。 撮影のポイント 頭と全身、赤い模様がわかるように撮影してください。 腹部に赤い模様があります もどる