いきものログ

対象種詳細

オオキンケイギク

分類

キク目 キク科

生きものの特徴

多年生草本、草高は30~80cm、茎下部の葉は細いへら形で長い柄があり粗い毛がある。花期は5~8 月で濃い黄色の花をつける。繁殖力が旺盛で植物体も硬くて強い。

分布

北アメリカ原産。明治中頃に導入、栽培・緑化に使用された。現在では全国各地、県内全域に帰化している。

生息環境・見つけられる環境の目安

河川堤防周辺、農村道路沿いなどに生育。

類似種との見分け方

ホソバハルシャギク(外来種)は花びらの先端が突出する、葉や茎が無毛であるなどの違いがあるが、同一種とする見解もある。

影響

繁殖力が旺盛で、創出された空間に大群生する。今後在来の植物との競合、駆逐が懸念される。

対策

種子をつける前に抜き取りをおこなう。
  • 路傍に生育するオオキンケイギク(後はイタチハギ)(2008年6月1日)

  • オオキンケイギクの花(2008年6月1日)

  • 路肩を優先するオオキンケイギク(2008年6月1日)