いきものログ

対象種詳細

オオハンゴンソウ

分類

キク目 キク科

生きものの特徴

キク科の多年生草本。地下茎から何本も花茎を束生し、上部で枝分かれして高さ2~3mに達する。葉は長い柄があり、5~7に深裂する。上部に黄色の花を多数つける。花期は7~10月。

分布

北米原産。北海道~九州まで広く分布する。長野県でも全県に分布する。明治の中頃に園芸用に導入され、1955年に野生化が確認されたとされる。

生息環境・見つけられる環境の目安

山地の林道沿い、高原や湿地、畑地や河原など。

類似種との見分け方

よく似た種類にアラゲハンゴンソウがあるが、葉は細長く、切れ込まない。

影響

やや自然度の高い環境に定着し、在来植物との競合、駆逐が懸念される。

対策

種子をつける前に抜き取りをおこなう。
  • オオハンゴンソウの生育状況

  • オオハンゴンソウの花

  • アラゲハンゴンソウの生育状況

  • アラゲハンゴンソウの花