いきものログ

対象種詳細

セイタカアワダチソウ

分類

キク目 キク科

生きものの特徴

多年生草本、草高は50~250cm、長く伸ばした茎に多数の細長い葉をつける。茎と葉に短毛が生えざらつく。花期は9月末~11月で、茎の上部に多数枝分かれした黄色い穂状の集合花をつける。

分布

北アメリカ原産。明治時代に導入、鑑賞・養蜂のため栽培された。現在では全国各地、県内全域に帰化している。

生息環境・見つけられる環境の目安

河川敷、空き地、休耕田・畑などに群生する。

類似種との見分け方

オオアワダチソウ(外来種)は茎・葉が無毛で平滑、花は夏から咲き始める。

影響

根から地中に毒物質を出してほかの植物を追い出してしまう、アレロパシーをもっている。旺盛な繁殖力で広い場所を独占する。在来の植物を駆逐する。一方で、優秀な蜜源植物でもある。

対策

種子をつける前に抜き取りをおこなう。
  • 群生するセイタカアワダチソウ

  • セイタカアワダチソウの花

  • 近縁外来種のオオアワダチソウ