トップページ > 調査に参加する > 調査詳細 > 対象種詳細 対象種詳細 カナダガン 分類 生きものの特徴 日本鳥類目録改訂第7版で、和名:カナダガン、学名:Branta canadensisと分類(以後、カナダガンとする)。 近縁在来種のシジュウカラガン Branta hutchinsii とは別種(日本鳥類目録改訂第7版)。 全長約90cm、翼開長約130cm、体重約3kgの大型水鳥。頭部から頸部は黒いが、頬から喉にかけて白い。背面は黒褐色、胸から腹部は灰褐色。 分布 アメリカ合衆国中〜北部及びカナダに分布。日本では、観賞や展示目的で輸入。飼育個体が逸出、野生化。1985年に初めて静岡県富士宮市で2羽が確認(繁殖)された。主に河口湖や山中湖(山梨県)、田貫湖(静岡県)などに生息。2011年以降、捕獲等の駆除により個体数は減少。 生息環境・見つけられる環境の目安 湖沼や河川などの水辺やその周辺の草地。 類似種との見分け方 在来近縁種シジュウカラガンに比べ、大柄で嘴や首がより長い。シジュウカラガンには胸元に白い輪があるが、カナダガンにはない。 影響 在来種シジュウカラガンとの交雑、農作物被害、フン害など。 対策 擬卵交換による繁殖抑制や生体捕獲。 軽井沢町で確認されたカナダガン もどる