トップページ > 調査に参加する > 調査詳細 > 対象種詳細 対象種詳細 スダジイ 分類 ブナ目 ブナ科 生きものの特徴 高さ20mに達する常緑(じょうりょく)高木で、しぶみが少ない小ぶりなどんぐりをつけます。ぼうしは実をすっぽりと包みますが、木から落ちるころになると、先が3つにさけます。よく似たどんぐりにツブラジイがありますが、こちらは実がとても小さくて丸っこく、長細くなりません。また、ツブラジイは樹皮(じゅひ)に割れ目が入らないか、入っても浅くまばらなことでも見分けられます。 花は5~6月ごろに咲(さ)き、翌年の秋に実が熟(じゅく)します。花粉を虫に運んでもらうため、虫を誘引(ゆういん)する強い香(かお)りを放ちます。 葉は長さ5~15cm、幅(はば)2.5~4cmのだ円形で、先が急に細くなって長く伸(の)びるのが特徴(とくちょう)です。また、葉が厚(あつ)く、葉の上半分には縁(ふち)に波状(なみじょう)のゆるやかなギザギザがあり、うらがつやつやした金茶色(きんちゃいろ)をしています。樹皮(じゅひ)はなめらかです。 分布 本州・四国・九州・沖縄(おきなわ) 見られる場所の目安 里山・公園・街路樹(がいろじゅ) 見られる季節の目安 熟したどんぐり:10~11月、葉:一年中、花:5~6月 なるほどコラム スダジイの実は生でも食べられるほどしぶみが少なく、ほのかな甘みがあります。そのままでも食べられますが、フライパンで軽く炒(い)るとナッツのような味に!実の形が似(に)ているツブラジイも食べられますよ。お試しあれ! スダジイ もどる