トップページ ＞ 調査に参加する ＞ 調査詳細 ＞ 対象種詳細 対象種詳細 マテバシイ 分類 ブナ目 ブナ科 生きものの特徴 高さ15mまで成長する常緑（じょうりょく）高木。どんぐりは長さ1.5～3cmほどと大型で、ぼうしはうろこ模様（もよう）です。実のお尻（しり）は少しだけへこんでいます。 5～6月に花を咲（さ）かせ、翌年の秋に実が熟（じゅく）します。 葉は長さ5～20cm、幅（はば）3～8cmと大型で、枝先にらせん状（じょう）に集まってつきます。葉はとても厚（あつ）く、表もうらも光沢（こうたく）があってテカテカしており、縁（ふち）にはギザギザがありません。1年目の若い枝は緑色で、タテに筋（すじ）が入ります。樹皮（じゅひ）はなめらかです。 分布 本州・四国・九州・沖縄（おきなわ） 見られる場所の目安 海岸に近い里山・公園・街路樹（がいろじゅ） 見られる季節の目安 熟したどんぐり：9～10月、葉：一年中、花：5～6月 なるほどコラム マテバシイの実はしぶみが少なく大型のため、イチイガシやスダジイなどと同じように、炒って食べたり、茹でて粉にして食べることができます。そんなマテバシイの実を使って、春日市商工会ではどんぐり焼酎（しょうちゅう）を開発したそうです。スッキリとした味わいが女性を中心に人気とのこと。大人の皆さん、マテバシイの恵みを楽しんでみてはいかがでしょうか？ マテバシイ もどる