評価分科会名: 維管束植物分科会
1. 判定対象種情報
| ⽬名 | 被子植物門 | 科名 | ラン科 |
|---|---|---|---|
| Order | Angiospermae | Family | Orchidaceae |
| 和名 | クスクスラン | ||
| 学名 | Bulbophyllum affine | ||
2. カテゴリー判定: 絶滅危惧ⅠA類(CR) 判定基準: 基準D
推定開花株数が50個体未満。
3. 掲載種の情報
基礎情報
【形態】
根茎は匍匐し、3–7 cm間隔で長さ2–4 cmの円柱形の偽球茎をつけ、その先に1葉をつける。葉は革質、線状長楕円形で長さ10–18 cm、基部は葉柄状。花序は偽球茎の基部から出て長さ1.5 cm、1花をつける。花は淡黄色〜黄褐色で、紫色の数本の条線が入り、平開しない。萼片は長さ1.7–2 cm。側花弁は長さ1.3–1.6 cm、唇弁は長さ8–10 mm、卵形〜三角状卵形で朱紅色、基部に関節がある。
【生活史】
常緑で着生の多年草。
【生息・生育環境】
空中湿度の高い自然林の樹幹に着生する。
【分布域】
奄美大島・石垣島・西表島、台湾・中国南部・ヒマラヤ・タイ・インドシナ。
現在の生息・生育状況
【生息・生育地の現況】
2018年調査では詳細な個体数情報は得られなかった。過去の調査結果を基に、基準DによりCRとした。
現地調査の集計結果 2018年調査
【「現存する株数」別のメッシュ数】
| <10 | <50 | <100 | <1000 | <10000 | >10000 | 合計 | 絶滅 | その他 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【存続を脅かす要因上位3項目の件数】
| 1番目 | 2番目 | 3番目 | |
|---|---|---|---|
| 要因 | 園芸採取 | その他 | |
| 件数 | 1 | 1 |
特記事項
特になし
旧レッドリストカテゴリーと掲載名
| 第4次 2020 | クスクスラン | Bulbophyllum affine | CR |
| 第4次 2019 | クスクスラン | Bulbophyllum affine | CR |
| 第4次 2018 | クスクスラン | Bulbophyllum affine | CR |
| 第4次 2017 | クスクスラン | Bulbophyllum affine | CR |
| 第4次 2015 | クスクスラン | Bulbophyllum affine | CR |
| 第4次 | クスクスラン | Bulbophyllum affine | CR |
| 第3次 | クスクスラン | Bulbophyllum affine | CR |
| 第2次 | クスクスラン | Bulbophyllum affine | CR |
| 第1次 | ― | ― | ― |
都道府県レッドリストデータブック掲載状況(令和4年度末時点)
鹿児島県[絶滅危惧Ⅰ類] 沖縄県[絶滅危惧ⅠA類(CR)]
保護に係る法令指定状況(令和4年度末時点)
指定なし
4. 参考⽂献
大橋広好・門田祐一・邑田仁・米倉浩司・木原浩(編),2015.改訂新版日本の野生植物1.391pp., 272pls. 平凡社,東京. 沖縄県環境部自然保護課,2018.改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物 第3版(菌類編・植物編)―レッドデータおきなわ―.沖縄県環境部自然保護課,690pp.
5. アセスメントサマリー(Assessment summary)
Bulbophyllum affine has been assessed for threatened wildlife of Japan Red List 5th edition. Bulbophyllum affine is listed as CR under criteria D.
D. Population size estimated to number fewer than 50 mature individuals.
| Threat types | Collecting plants in gardening, Other |
|---|---|
| Law designation status for conservation | ― |
| 執筆者: | 日本植物分類学会 |
| Author: | Japanese Society for Plant Systematics |
公開年月:2025年3月