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シャープゲンゴロウモドキ

節足動物門   昆虫綱   コウチュウ目   ゲンゴロウ科
シャープゲンゴロウモドキ Dytiscus sharpi
分布
千葉県・新潟・富山県・石川県・福井県・滋賀県・島根県
ランク
絶滅危惧IA類(CR)
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 シャープゲンゴロウモドキは大型のゲンゴロウの仲間で、1962年の記録を最後に、1984年に再発見されるまで、日本では絶滅したと考えられてきました。ゲンゴロウモドキという呼び名は、ゲンゴロウと区別する意味で付けられただけで、ゲンゴロウモドキもれっきとしたゲンゴロウの仲間です。本種を含むゲンゴロウモドキ属の仲間は日本に4種知られています。
 大きさは28~33mmで、やや緑の光沢をもった黒色をしていて、体の両側が黄褐色に縁取られています。体の裏側は赤褐色で各節の後縁は黒色がかります。メスは上翅の前半にとてもよく目立つ10本ほどの縦筋の深い溝が入ります。
 生活史については、ほとんど解明されていませんが、成虫は秋~冬にかけて活動し、交尾・産卵するようです。また、低地の水溜まりのような小さな水域から、池や水田や用水などを生活の場とし、水草にしがみつく習性があります。
 本州中央部の都会周辺の平野部で点々と記録されていて、都市の発展とともに多くの産地が消え去ってしまったと考えられています。1984年の千葉県での再発見の後に、生態の一部が解明して、関東地方と北陸地方で新産地が見つかりましたが、関西地方では1943年以降の記録がなく、多くの生息地では絶滅したと考えられています。各種開発による生息域の破壊、農薬散布による水質汚染、ペット業者やマニアによる乱獲が心配されています。
 千葉県ではシャープゲンゴロウモドキ再導入・補強計画が策定されているなど、回復の取組みも行われています。

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